熊本博物館12月1日リニューアル開館 新たに「細川家舟屋形」も

西日本新聞

 12月1日にリニューアルオープンする熊本市立熊本博物館(中央区)で20日、報道陣向けの内覧会があった。5年5カ月ぶりの全面開館。2016年4月の熊本地震まで熊本城天守閣で展示されていた国指定重要文化財「細川家舟屋形」が新たに展示される。

 細川家舟屋形は、細川家が参勤交代で使った船「波奈之(なみなし)丸」(1840年再建新造)の屋形部分。改装された館内では(1)土器や副葬品など歴史(2)江津湖や金峰山の生き物(3)県と市が所蔵する植物や動物などの資料-などを分野別に展示。熊本の歴史と自然に親しめる内容にしたという。

 博物館は1978年に建てられた鉄筋コンクリート2階建て。延べ床面積は7098平方メートルで、改装前より990平方メートル拡大した。4カ国語の音声と文字で展示物を解説するシステムや、収蔵品のデータベースを新たに導入した。

 同館は老朽化に伴い13年7月から休館。熊本城内にかかる増床部分の文化財調査を行った後、15年10月に改装工事が始まったが、地震の影響で工期が約1年延びていた。植木英貴館長は「リニューアルを復興に向けた一つの証しと受け止めてもらえれば」と話した。

 オープンは12月1日午後1時から。同日のみ、隣接する武家屋敷「旧細川刑部(ぎょうぶ)邸」の紅葉ライトアップに合わせて午後8時まで開館する。

=2018/11/21付 西日本新聞朝刊=

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