第44期天元戦五番勝負 第3局 11月23日(金)

井山裕太天元 対 山下敬吾九段

佐賀県鹿島市「祐徳稲荷神社」

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関係者「囲碁の力」確認 鹿島市でサミット&天元戦前夜祭 井山天元、山下九段も決意

西日本新聞

鹿島高2年の太田純平さん(左から2人目)と嬉野小4年の樋口駿さん(同3人目)から井山裕太天元(右端)と挑戦者の山下敬吾九段(左端)に激励の花束が贈られた 拡大

鹿島高2年の太田純平さん(左から2人目)と嬉野小4年の樋口駿さん(同3人目)から井山裕太天元(右端)と挑戦者の山下敬吾九段(左端)に激励の花束が贈られた

 囲碁を通じたまちづくりに取り組む自治体関係者らが集う「囲碁サミット2018in鹿島」と第44期天元戦5番勝負第3局(西日本新聞社主催)の前夜祭が22日、鹿島市内で開かれた。参加者は子どもと囲碁の関わりを語り合い、トップ棋士の熱戦に期待を込めた。

 サミットの開催は11回目で、九州では3カ所目。会場の市生涯学習センターには全国から過去最多14市町から約270人が集った。

 囲碁を通じた人の触れ合いを図る一般社団法人IGOコミュニケーションズ(東京)の原安喜子理事が基調講演で、福岡県出身の故安田泰敏九段が中学生のいじめ自殺に心を痛めて始めた同法人の交流活動を紹介。重野由紀二段は、安田九段と海外で囲碁を教えた体験を振り返り「言葉や年齢を超えて触れ合える」と話した。

 パネルディスカッションでは、安田九段の教えに感銘した藤永勝之・日本棋院鹿島支部長が、学校での囲碁授業の取り組みを発表。「いじめにあっていた子どもが明るい表情に変わっていった。囲碁は相手を思いやる気持ちを育てる」と語った。

 市内の飲食店で開かれた天元戦の前夜祭には、23日に同市の祐徳稲荷神社で対戦する井山裕太天元と山下敬吾九段が登場。参加者約160人は、1勝1敗で第3局に臨む2人の熱闘に期待の拍手を送った。

 鹿島高囲碁同好会会長の太田純平さん(17)が井山天元に、嬉野小4年の樋口駿君(10)が山下九段に、それぞれ花束を手渡した。太田さんは「井山さんからオーラを感じた」と感激していた。

=2018/11/23付 西日本新聞朝刊=

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