「1号機関車」島原に“里帰り” 段ボール製の実物大模型、ゆかりの地で初公開

西日本新聞

 1872(明治5)年、日本で初めて開通した鉄道の新橋-横浜間や長崎県島原市の島原鉄道で活躍した蒸気機関車「1号機関車」(国の重要文化財)の段ボール製の実物大模型が23日、同市平成町の島原復興アリーナに雄姿を現した。12月2日まで展示される。

 同県南島原市の段ボール工芸家の島英雄さん(69)が制作した。この日は、福岡県筑後市の工房から約70のブロックに分けて運ばれた車体の公開組み立てを行い、島さんの指示で約20人が作業に当たった。まず動輪など下部構造を設置。円筒状のボイラーや運転室、煙突などを取り付け、約2時間で島鉄時代の車体(長さ約7・4メートル、高さ約3・8メートル、横幅約2・1メートル)が再現された。

 1号機関車は英国製で1911年から30年まで島鉄で運行した。ゆかりの地での初公開に、島さんは「懐かしいと思っていただける方がいたら本望です」と話した。

=2018/11/24付 西日本新聞朝刊=

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