長崎原爆資料館が初の1位 旅行サイトの国内博物館ランク ICANのノーベル賞追い風

西日本新聞

 世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「旅好きが選ぶ! 日本の美術館・博物館ランキング2018」で、長崎原爆資料館(長崎市平野町)が博物館1位に初めて選ばれた。

 ランキングは、2017年7月から18年6月にかけて、サイトに日本語で書かれた口コミの数や5段階評価などを基に決めた。口コミには「全人類に訪れてほしい場所」「原爆の悲惨さを痛感した」などの感想が投稿されている。

 ランキングが上昇した理由について長崎市平和推進課は、昨年の核兵器禁止条約採択や非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のノーベル平和賞受賞を受け、核廃絶の機運が国際的に高まっているためと分析。今年1月にICANのベアトリス・フィン事務局長の訪問に合わせ、記念展を開催したことも高評価につながったとみている。

 一方、外国語の口コミも含めた18年の人気博物館・美術館ランキングで、長崎原爆資料館は9位。16年にオバマ米大統領(当時)が訪れたことで、世界的に知名度が高まった広島平和記念資料館(広島市)が1位だった。

 長崎市は案内表示、パンフレット、ホームページなどを多言語化して「被爆の実相や平和を世界へ発信したい」としている。

=2018/11/26付 西日本新聞朝刊=

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