【ポイソ!釜山】巨済島 朝鮮戦争の記憶残る観光地

西日本新聞

 釜山市中心部から車で約1時間。橋と海底トンネルでつながる巨済島(コジェド)は、美しい海と新鮮な魚介類が楽しめる日帰り旅行先として人気を集めている。

 韓国では済州島に次ぐ2番目に大きな島で、造船業が盛んな一方、豊かな自然が残されている。海岸沿いには複数の海水浴場や、ドラマのロケ地にも使われた展望台などがあるほか、海を一望できるカフェやホテルが続々と開店している。

 朝鮮戦争中には捕虜収容所が置かれ、今も跡地の一部が公園として保存されている。北朝鮮の朝鮮人民軍15万人と中国人民義勇軍2万人の最大17万人が収容されていたとされ、公園内には当時の捕虜生活を疑似体験できる施設もある。

 戦時中は捕虜だけでなく、北朝鮮や韓国北部の避難民を乗せた船がたどり着いた場所でもあった。巨済島で生まれた文在寅(ムンジェイン)大統領の両親も、その中にいた。

=2018/11/26付 西日本新聞朝刊=

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