高千穂の夜神楽中止 被害者宅の地区が決定 宮崎6人殺害

西日本新聞

12月1日に予定されていた押方地区の夜神楽を告知する看板=27日、宮崎県高千穂町 拡大

12月1日に予定されていた押方地区の夜神楽を告知する看板=27日、宮崎県高千穂町

 飯干保生さんの自宅がある宮崎県高千穂町の三原尾野地区は27日夜の会合で、12月1日に地元公民館で予定していた夜神楽の中止を決めた。今季18地区で予定されていた、国の重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の一つ。他の地区では開催される。

 町企画観光課や町観光協会によると、28日朝に同地区にある二上神社の宮司らから「夜神楽を中止する」と連絡があった。関係者によると、神楽保存会メンバーに飯干さんの親族がいることなどから、夜神楽を行う状況ではないと判断したという。

 同課担当者は「自然災害などによる中止はあったかもしれないが、事件での中止は聞いたことがない」と話す。

 800年以上続くとされる「高千穂の夜神楽」は、秋の実りに感謝し来年の五穀豊穣(ほうじょう)を願って農閑期に夜を徹して33番の舞を奉納する。今季は11月17日から来年2月9日まであり、全国から観光客が訪れる。12月1日は同地区を含めて3カ所で予定されていた。

=2018/11/28付 西日本新聞夕刊=

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