政倫審の委員刷新を要請 嬉野市長会食問題で市民団体

西日本新聞

政倫審委員の刷新を求める緊急要請文を池田副市長(右手前)へ渡す市民団体メンバー 拡大

政倫審委員の刷新を求める緊急要請文を池田副市長(右手前)へ渡す市民団体メンバー

 嬉野市の村上大祐市長が東京でアニメ制作の関係者らと会食したことが市政治倫理条例が禁じる利害関係者からの接待供応にあたるとして、市議らが政治倫理審査会の調査などを求めた問題で、市民オンブズマン連絡会議・佐賀(畑山敏夫代表理事)は7日、村上市長宛てに政倫審の委員を刷新するよう求める要請書を提出した。池田英信副市長は「市長に伝え、部内で検討する」と回答した。

 要請は、政倫審の調査を求める署名活動に参加した有志が設立した市民団体「嬉野をよくする市民の会」の宮崎誠一代表ら3人が市役所塩田庁舎で行った。市によると、現在の委員は5人。このうち市民代表の委員2人はいずれも元公務員で1人は元市職員という。市民の会は、市民代表を市役所と無関係の市民や専門知識を持った人に交代させ、委員数も条例の上限の9人とするよう要請。14日までの回答を求めた。

 村上市長は会食の事実は認めているが「条例に抵触する行為はなく、審査会で説明していく」と主張している。宮崎代表は「誰から見ても中立公平な審査ができると思える委員にしてほしい。市長にとっても疑念を払拭(ふっしょく)するにはいいはずだ」と話した。

=2018/12/08付 西日本新聞朝刊=