門司港の夕日を結婚指輪に 香港の専門店、北九州に進出

西日本新聞

門司港の夕日をイメージしてデザインした「FUTAGOJAPAN」の結婚指輪=北九州市小倉北区 拡大

門司港の夕日をイメージしてデザインした「FUTAGOJAPAN」の結婚指輪=北九州市小倉北区

「FUTAGOJAPAN」を設立し、門司港をモチーフにした指輪を販売する頼再生さん=北九州市小倉北区

 香港で結婚指輪専門店を展開する「FUTAGO(  フタゴ  )」が、北九州市小倉北区に合同会社「FUTAGO JAPAN」を設立した。門司港(門司区)で見た夕日に感動した社長の頼再生さん(43)が「ロマンチックな景色を指輪のデザインに生かしたい」と進出を決めた。頼さんは「土地をモチーフにした指輪のデザインは他にないのではないか。国際ブランドに育て、門司港を世界に発信したい」と意気込む。

 2010年創業のFUTAGOは指輪を自社でデザインし、宝石加工が盛んな甲府市で製作。日本製への信頼が高い香港で販売している。頼さんは昨年、初めて門司港を旅行。高層ビルが林立する香港は海が近いのに、海に夕日が沈む光景を日常的に見ることはできず、「門司港の夕日にインスピレーションを受けた」という。

 ショールームには、門司港をモチーフにした「門司港」「ヘリテージ」「ウェーブ」「関門橋」「レールウェイ」の名前を冠した5種類の結婚指輪が並ぶ。いずれもプラチナ製で「JR門司港駅の風格」や「関門海峡の波」をデザインに落とし込んだ。

 合同会社設立には、北九州市の国家戦略特区事業を活用。事業では、創業に必要な「経営・管理」の在留資格を持たなくても、ビジネスを始めながら、正式な在留資格取得に向けた準備ができる。

 香港では、結婚の記念に旅行先などで記念写真を撮る「フォトウエディング」の行き先として北九州市が注目を集めている。市などによると、今年4~9月にフォトウエディングを実施した海外25組のうち、15組が香港から訪れた。赤れんがの建物が並ぶ門司港レトロ地区も人気スポットだ。頼さんは「将来的には、撮影と指輪を組み合わせた商品の開発も視野に入れている」と希望を膨らませる。

=2018/12/10付 西日本新聞夕刊=

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