「非常食をおいしく」九州女子大生がレシピ8種開発 食べて補充、周知を

西日本新聞 北九州版

 非常食を更新する際、古くなった食材をおいしく食べてもらおうと、八幡西区の九州女子大が、卵や乳製品などアレルギーに対応した8種類の特別レシピを開発した。同大に開発を依頼した水巻町の担当者は、「食べて補充を繰り返し、備蓄を常に維持する『ローリングストック法』を楽しく知る機会になれば」と町内外への周知に力を入れる考えだ。

 開発したのは、同大家政学部栄養学科3年の6人。水巻町は同大を運営する福原学園(同区)と広域避難協定を結んでおり、非常食を活用したレシピ開発は昨年に続き2回目。今回も町が賞味期限が近い米や缶詰などを提供した。

 学生たちは、卵の代わりにカボチャを使うオムライスや、小麦粉ではなくジャガイモやかたくり粉を用いるお好み焼きなどを考案。豆腐を使わないがんもどきを作った同学科3年の小原良子さん(20)=桂川町=は「山芋と米粉でもちもちした食感を出すのに苦労した」と話していた。

 11月下旬に九州女子大で開いた実践講習会には、水巻南中(水巻町下二東)の生徒約20人と開発者の6人が参加。同中1年の渡辺美咲さん(13)は「周囲の人に広めたい」と話した。

 町は今回のレシピを年度内に作成するハザードマップに掲載し、町ホームページにも公開する予定。希望者には郵送する。水巻町総務課=093(201)4321。

=2018/12/11付 西日本新聞朝刊=

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