「博多っ子純情」調べ新た チューリップ名曲がラジオドラマ主題歌に

西日本新聞 ふくおか都市圏版

リニューアルした「博多っ子純情」について、漫画家の長谷川法世さん(左)と語り合う姫野達也さん=福岡市中央区の九州朝日放送 拡大

リニューアルした「博多っ子純情」について、漫画家の長谷川法世さん(左)と語り合う姫野達也さん=福岡市中央区の九州朝日放送

 来年3月に始まる九州朝日放送(KBC、福岡市)のラジオドラマ「博多っ子純情」の主題歌に、同市出身のバンド「チューリップ」の名曲「博多っ子純情」が決まった。作曲者でボーカルの姫野達也さん(66)が番組向けに曲をリニューアルしており、「ドラマを通じて若い人にも聴いてもらえたら」と世代を超えた広がりに期待を寄せる。

 ラジオドラマは、博多の祭りや風物を舞台に若者の成長を描いた漫画家長谷川法世さん(73)の代表作「博多っ子純情」が原作。

 チューリップの「博多っ子純情」はリードギターの安部俊幸さん(故人)が作詞、姫野さんが作曲し、1977年発売のアルバムに収録された。歌詞には「山笠」「中洲」など博多っ子になじみ深い言葉がちりばめられ、哀愁を帯びたメロディーが今も人気だ。

 「デビューから5年が過ぎ、ようやく故郷を顧みる余裕ができた時の曲だった」と姫野さん。漫画を直接イメージしたわけではないが、作品のファンだった姫野さんらが故郷を懐かしみ「タイトルをいただいた感じ」で制作したという。

 リニューアル版はオリジナルよりキーを下げ、落ち着いた雰囲気。曲のアレンジだけでなく、ギターやキーボードなどの演奏も姫野さんが一人でこなした。

 姫野さんは「20代とは人生の経験値が違うので、歌に“ふくよかさ”みたいなものがあるのでは。新たに曲を聴く人にも好きになってもらい、少しでも『博多っ子純情』を盛り上げる役に立てれば」と話した。

 ラジオドラマは来年3月4日から約3カ月間、平日午後に5分番組として放送される。

=2018/12/12付 西日本新聞朝刊=

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