政倫審委員の見直し拒否 嬉野市、市民団体に回答

西日本新聞

 嬉野市は14日、政治倫理審査会の増員やメンバー交代を求める要請文を提出していた市民団体に対し「必要がない」と回答した。団体側は「今のメンバーでは中立な審査は望めない」と反発している。

 要請していたのは市民オンブズマン連絡会議・佐賀(畑山敏夫代表理事)と嬉野をよくする市民の会(宮崎誠一代表)。市民の会のメンバーらは、村上大祐市長が東京出張中にアニメ企画者側と会食したことが政治倫理条例が禁じる利害関係者からの接待供応にあたるとして、審査会の調査などを求めている。

 市によると、現在の審査会の委員は5人で、このうち市民代表として委嘱されている2人は県と市の職員OBという。市民の会などは7日、市民代表を市役所と無関係の市民や専門知識を持った人に交代し、委員数を条例が定める上限の9人に増やすよう要望していた。

 市役所塩田庁舎で対応した池田英信副市長は「条例通り、公正な委嘱をしている。村上市長の代理人を務める弁護士の委員以外、委員は変更しない」と回答。市民の会は「市民から見て公正に委嘱した委員とは思えない。今後も見直しを求めていく」としている。

=2018/12/15 西日本新聞朝刊=