【特派員オンライン】美女たちの怖い場外戦

西日本新聞

 タイで17日まで開催された2018年のミス・ユニバース世界大会。フィリピン代表が栄冠をつかんだが、舞台裏の怖い戦いも話題になった。出場した米国代表が「英語を話せない」などとベトナム、カンボジア両代表を嘲笑する動画を会員制交流サイト(SNS)に投稿し、謝罪に追い込まれたのだ。

 きっかけは米国代表が12日にSNSのインスタグラムに投稿した動画。まるで米ドラマの一場面のように、コロンビア、オーストラリア代表と一緒に他の出場者をからかっている。ベトナム代表について「とてもかわいい子。英語がよく分かるふりをしている」と笑い飛ばし、カンボジア代表については「英語を全く話せず、彼女の言葉を話す人が1人もいない。想像できる?」と話し「かわいそうなカンボジア」と哀れんだ。

 他国を見下した発言は大炎上し、非難する書き込みが殺到。カンボジア代表も涙を流す動画を投稿するなど場外戦に発展し、米国代表は14日に「勇気をたたえるつもりが、失礼なことを言った」と謝罪した。致命的なミスとなったが、SNSは美しさの裏側まで見せる「恐ろしい存在」だとあらためて思った。 (バンコク・浜田耕治)

=2018/12/18付 西日本新聞朝刊=

PR

PR

注目のテーマ