解体前に見納めツアー 阿蘇山ロープウェー駅舎

西日本新聞

 来年1月に解体が始まる阿蘇山ロープウェー(阿蘇市)の駅舎内部を見学するバックヤードツアーが、22日から3日間の日程で始まった。開業から60年の歴史を刻んだ駅舎の見納めツアーとあって、参加者は感慨深げだった。

 運営する九州産交ツーリズム(熊本市)によると、阿蘇中岳火口周辺へと続く同ロープウェーは全長858メートル、高低差108メートル。ピーク時には40万~50万人を運んだが、噴火活動が活発化した2014年から運休。熊本地震では支柱が損傷し、10月から解体作業が始まっている。

 参加者は、ロープのたるみをなくすための重り(コンクリート製、50トン)がある「緊張部屋」や機械操作室を見学。福岡市から訪れた50代夫婦は「まだ付き合い始めた頃、デートで乗ったので、何だか寂しい」。運営に関わってきた三原清孝主任も「このロープウェーも還暦。いろんな人生を運んできたんだとしみじみ思う」と話した。

 駅舎は来年1月中旬には閉鎖されるが、火口までの代替バス運行や土産物販売は近くの施設で存続する。

 ツアーは午前11時半と午後2時からの2回で、定員各20人。料金は中学生以上900円、小学生800円。阿蘇山ロープウェー=0967(34)0411。

=2018/12/23付 西日本新聞朝刊=

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