新春用「ハタ」作り最盛期 県内唯一の職人・小川さん 伝統模様に「亥」デザイン

 県内唯一の長崎ハタの職人、小川暁博さん(69)が、来年のえと「亥(い)」にちなんだイノシシをあしらった新春用ハタの製作に追われている。観賞用の小型のものから実際にハタ揚げができる大型のものまで、年内に約500枚を仕上げるという。

 長崎では凧(たこ)を「ハタ」と呼び、江戸時代に交流のあった中国やオランダから伝わったとされる。小川さんは長崎市風頭町の「小川凧店」の3代目。11月下旬から、赤、白、紺を基調とした伝統の紋様にイノシシをデザインしたハタを作り始めた。特に和紙をイノシシの形に切り抜く作業には気を使うという。

 小川さんは「えとのハタは縁起物。手に渡った人の無病息災や身体健在を願いながら作っています」と話した。

=2018/12/24付 西日本新聞朝刊=

長崎県の天気予報

PR

開催中

BANKO会展

  • 2021年11月20日(土) 〜 2021年11月30日(火)
  • こっぽーっとギャラリー

PR