嬉野市、政倫審を1月開催へ 市長会食問題 有効署名数集まる

西日本新聞

 嬉野市の村上大祐市長が利害関係者から市政治倫理条例が禁じる供応接待を受けたとして、市議らが政治倫理審査会の調査と説明会開催を求めた問題で、同市は26日、有効な署名数がそれぞれ916人と880人で、調査請求に必要な有権者の100分の1(222人)を超えたと発表した。同市は来年1月の第2週に審査会を開催する方針。

 11月28日に調査請求した際に添えられた署名数は政倫審調査が1070人で説明会開催が1063人。市選挙管理委員会は署名を選挙人名簿と照合し、住所や生年月日が一致しない者、重複者などを除いた有効数を25日付で確定させた。村上市長は26日の定例会見で「政治倫理審査会に弁明書を提出する」と述べた。

 調査請求書によると、村上市長は東京出張中の7月9日、嬉野茶を題材にしたアニメ制作を企画していた関係者の招待を受け、市建設・新幹線課の職員2人も同席して会員制ホテルで会食した。市議らはこの行為が利害関係者による供応接待に該当すると主張。市長は「条例に抵触していない」と否定している。

=2018/12/27付 西日本新聞朝刊=