宇久高生、専門誌で島の魅力PR 捕鯨の歴史 インスタ映えの海 3年10人全員が取材

西日本新聞

宇久島の魅力を取材した記事が掲載された「島へ.」を手にする宇久高の生徒 拡大

宇久島の魅力を取材した記事が掲載された「島へ.」を手にする宇久高の生徒

宇久島の大浜海水浴場

 五島列島の北端、佐世保市宇久島にある宇久高の3年生10人全員で取材した記事「宇久島の魅力」が島専門の雑誌に掲載された。この春、卒業して島を離れる生徒たちは「育った島の良さを多くの人に知ってほしい」と願いを込めた。

 掲載されたのは隔月刊誌「島へ.」(海風舎)。学校の地域参画型の探求活動「宇久島の未来をつくるプロジェクト」の一環で、生徒が島の歴史や自然、自慢の食材などを取材し、13ページにまとめた。

 浦吉翔さんは古くから盛んだった捕鯨を担当。縄文時代の鯨の骨が島で発見され、江戸時代以降も捕鯨で島が潤った歴史を関係者から聞き取った。鯨の形をした神社の常夜灯の写真などを添えて、宇久島と捕鯨の「切っても切れない関係」を伝えた。

 辻まことさんと宮崎風香さんはインスタ映えする場所として、透明度の高い大浜海水浴場などを紹介している。

 生徒が本格的な取材を始めたのは昨年春から。島を何度も訪れた海風舎の編集デスク、熊本鷹一さん(長崎市出身)に原稿の書き方や写真の撮り方を教わり、秋に仕上がった。熊本さんは「みんな素直。宇久島の良さを紹介したい気持ちの強さがあった」と目を見張った。

 3年生は卒業すると進学や就職で島を離れ、佐世保市本土や福岡県で新しい暮らしを始める。佐世保市の専門学校に進む浦吉さんは「大好きな宇久島を忘れたくない。そのために書いた」と、卒業作品への思いを語った。

=2019/01/11付 西日本新聞朝刊=

PR

最新記事

PR

注目のテーマ