「調べる学習コンクール」 田川市立図書館が大臣賞 郷土研究会や県立大との連携評価

西日本新聞 筑豊版

 全国各地で開催されている「図書館を使った調べる学習コンクール」で、田川市新町の市立図書館が、コンクールを主催する図書館振興財団(東京)から総務大臣賞を受賞した。昨年の活動で、地元の田川郷土研究会や同市の県立大との連携が「地域を巻き込んで活動を広げ、活性化につなげている」と評価された。

 コンクールは、蔵書や検索システムなど図書館の機能を活用し、主体的に学ぶ意欲や情報を活用する力を身につけてもらうのが目的。小学生以上が参加可能で、自分の興味がある分野を何でもテーマにできる。今回は全国132自治体から136団体が参加した。個別の学習作品の選考とは別に、団体部門での表彰もあり、田川市立図書館は同部門で選ばれた。

 同館のコンクール参加は2回目で、市内の小中学生を中心に29作品が集まった。このうち、田川郷土研究会が作成した「豊州鉄道の下駄ッ歯(複線化計画)にみる明治中期の筑豊炭鉱開発」は、同館が所蔵する郷土資料を電子化した「筑豊・田川デジタルアーカイブ」を活用し、全国で優良賞を受賞した。

 加えて同館は、インターンシップに訪れていた県立大の学生たちにも声をかけ、2人が応募。この点も同財団に評価された。

 2月に都内である表彰式に参加する森桂洋館長は「本をめくって疑問を解決する喜びを、これからよりたくさんの人に味わってほしい」と話した。

=2019/01/15付 西日本新聞朝刊=

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