選挙サンデー舌戦熱く

西日本新聞

 北九州市長選(27日投開票)は20日、折り返しの選挙サンデーを迎えた。共産党県委員会常任委員の新人永田浩一氏(53)=共産推薦、4選を目指す現職の北橋健治氏(65)、地元水産加工会社社長の新人秋武政道氏(58)は、休日で有権者が集まるJR小倉駅前など市内各地を回った。「若者や子どもたちが、希望や夢の持てる産業創出や教育が必要だ」などと熱く訴えた。 =上から届け出順

■永田浩一氏 若者住みやすい街に

 若者の疑問や市への希望を直接聞けるようにと、トークライブを開いた。今度の市長選は、暮らしがかかった大事な選挙。どの候補者が自分の望みをかなえてくれるかを考え、投票してほしい。

 市長選で大きな争点となっている(北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ)下関北九州道路は、膨大な事業費がかかる。関門トンネルと関門橋には通行に余裕がある中で、新たな道路を作る必要はない。その財源を、市民の暮らしや教育の政策に役立つよう活用していく。

 市内で就職する若者に対して、返済がいらない奨学金制度の創設も実現したい。移住支援なども行い、若者が働いて住みやすい街づくりをしていきたい。

■北橋健治氏 投票に行ってほしい

 衆院議員1期目からすると11回目の選挙。今回、投票率が相当下がることを懸念している。今日は初めて、妻と商店街を練り歩いた。一人でも多くの市民に、これから4年間の市政の方向性を決める選挙に参加してほしいとの思いからだ。

 デパート撤退など中心市街地で厳しい問題も生じたが、小倉都心部は非常に魅力ある場所であることに変わりない。11月に歌舞伎の長期公演を勝山公園で行うことが決まっており、引き続き文化、スポーツイベントの誘致を進め、文化創造都市を作り上げる。

 洋上風力発電など新産業を育成しており任期中に若者が魅力を感じる仕事を創出できると確信している。人に優しく元気な街づくりの総仕上げをしたい。

■秋武政道氏 市民の声に耳傾ける

 門司区で生まれ育ち、この30年、街づくり活動に力を注いでいる。門司港レトロ地区は、観光地として大きく躍進した。地元の歴史や良さを知る生粋の北九州人の市長を、ぜひ誕生させてほしい。

 北九州市は物流拠点で、環境やロボット産業が育つ国際未来都市だ。市の未来を担う子どもたちが、英語を中心とした外国語を学べる環境を整備する。新たな産業を創出し、市民所得を上げる。

 低投票率が懸念されるが、市政に関心を抱いてもらうのも市長の仕事だ。市民が「自分たちの意志で街をつくる」と前のめりになれるよう、市民の声に耳を傾けることができる市長になる。元気で夢のある街を実現したい。

=2019/01/21付 西日本新聞朝刊=

PR

政治 アクセスランキング

PR

注目のテーマ