福岡の暴力団勢力半減 ピークの07年末比 18年末1890人、過去最少

西日本新聞

 福岡県警は21日、2018年末の暴力団勢力が構成員1100人、準構成員790人の計1890人となり、ピーク時の07年末(3750人)から半減したと発表した。統計を取り始めた1992年以降最少で、5年連続で過去最少を更新。県警は、特定危険指定暴力団工藤会の壊滅作戦など徹底した取り締まりが奏功したとみて「引き続き手を緩めることなく取り組む」としている。

 暴力団勢力は前年同期に比べ150人減り、11年連続の減少。工藤会は過去最少の570人(前年同期比40人減)で、08年のピーク時から半数以下となった。

 他の指定暴力団は▽道仁会420人(同20人減)▽太州会140人(同10人減)▽福博会190人(同20人減)▽浪川会190人(同10人減)▽山口組280人(同40人減)▽神戸山口組80人(同10人減)-。構成員の平均年齢は48歳で、13年末の43歳から上昇。若者の暴力団離れが進み、結果として高齢化したとみられる。

 県警が支援して組から離脱したのは107人(同14人減)。理由で6割を占めたのは「家族や将来のため」、2割が「生活困窮」だった。就職に協力する企業は314社と前年から31社増え、就職につながった元構成員は19人(同2人増)だった。

=2019/01/22付 西日本新聞朝刊=