篠栗駅に南北つなぐ通路 26日開通 主要施設往来が便利に

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 篠栗町篠栗のJR篠栗駅東側に、JR篠栗線の線路をまたぐ形で人が南北に往来できる自由通路が完成し、26日に開通する。駅西側にある渡線橋(1977年完成)の老朽化に伴う建て替え事業で、2013年度から町が町道として整備してきた。バリアフリー対応になっており、町は住民の利便性と安全性が向上するとしている。

 篠栗駅周辺には、線路南側に町役場や商工会、郵便局や金融機関などが立地。線路北側には図書館や公民館が入る町総合センター、社会福祉協議会が入る町総合保健福祉センターなどがある。住民の暮らしに直結するまちの主要機能が集中しているエリアだが、線路によって南北間の往来が分断されているような状況だった。

 これまでの渡線橋は幅員が1・5メートルと狭い上に、階段しか付いておらず、車いす利用者などは駅から東西方向にそれぞれ約300メートル離れた、自動車も通行する踏切を通らなければならなかった。こうした交通事情を改善するため、町はバリアフリー推進の視点も盛り込みながら、都市計画道路として自由通路の工事を進めてきた。

 完成した自由通路は長さ66・5メートルで、幅員は3~3・5メートルとゆったり。エレベーターも南北に計3基備えており、誰でも使いやすいように工夫されている。総工費は8億円。

 町は新年度中に渡線橋を撤去した上で、駅の南北に駐輪場などを新たに整備することにしている。

=2019/01/23付 西日本新聞朝刊=

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