北九州市長選27日投開票 各地で街頭活動 3候補、支持訴え懸命

西日本新聞

 北九州市長選の投開票日(27日)まで残り2日となった25日、いずれも無所属で、共産党県委員会常任委員の永田浩一氏(53)=共産推薦=と、4選を目指す現職の北橋健治氏(65)、門司区の水産加工会社社長の秋武政道氏(58)の3候補者はラストスパートをかけ、論戦を展開した。

 25日は3候補者とも市内各地で街頭活動を実施。人口減や若者の雇用など課題への対策を訴えた。

 また、小倉北区藍島では25日、市長選と市議補選(同区)の繰り上げ投票が行われた。当日の有権者数は204人で、同島の投票率はいずれも51・47%。前回市長選の39・91%から11・56ポイント上げた。

 市選挙管理委員会によると、藍島での繰り上げ投票は、投開票日に悪天候などで投票箱を開票所に運搬できない不測の事態に備え行われた。投票箱は開票日まで同区選管が厳重に保管する。

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投票率、過去最低に危機感 3陣営

 北九州市長選の投開票が目前に迫る中、各陣営が投票率の行方に注目している。2015年の前回市長選は35・88%で過去最低。最近の九州の大型選挙でも低投票率の傾向が鮮明となっており、ある陣営関係者は「20%台もあり得る」と低投票率を危惧(きぐ)する。

 昨年11月18日に投開票された福岡市長選の投票率は31・42%と、前回市長選から7・31ポイントの減。同じ日に行われた熊本市長選は31・38%で、8・94ポイントの減だった。同年12月16日の佐賀知事選では、投票率が19・35ポイントも下がり35・26%。いずれの選挙も現職と共産推薦の新人が争う構図だった。

 1963年に5市が合併して誕生した北九州市では、これまで14回の市長選を実施。今回立候補している現職の北橋健治氏が初当選した2007年の選挙では、新人3人が立候補した上、中央の与野党が激突する構図が持ち込まれたことで関心が高まり投票率は56・57%だった。以降、11、15年の選挙では過去最低を連続で更新したが、北橋氏の得票数が20万を割ったことはない。

 3候補者はそれぞれ街頭演説で「投票へ行って」と声を張り上げるが、足を止める人がまばらなときもあり、各陣営とも気をもんでいる。

=2019/01/26付 西日本新聞朝刊=

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