北九州市長選でトラブル 投票用紙の二重交付や集計ミス 開票大幅遅れ

西日本新聞

 27日に投開票された北九州市長選は、同市小倉北区と若松区の開票所で、投票者数と開票総数が合わないトラブルがあり、確認のため開票作業が大幅に遅れた。終了は前回市長選(2015年)より約2時間半遅い28日午前1時21分。市選挙管理委員会によると、最も遅れた小倉北区では、投票所での機器不調のため投票用紙を職員が手渡しした際、誤って二重交付した可能性があるという。

 市選管は27日夜、小倉北区の投票者数を4万7332人と発表。しかし開票の結果、票の総数は2人分多い4万7334票だった。票を数え直し、票数には誤りがないと確認。44カ所の投票所で集計ミスなどがないか調べた結果、菊陵中で残った市長選投票用紙の枚数が、同日投開票の市議補選の残り枚数より、2枚少ないことが判明した。

 市選管によると、菊陵中では27日、投票用紙の交付機が不調になり、一時的に職員が手渡しで対応。複数枚が重なるなどしたまま渡した可能性がある。市選管は、2票多いまま選挙結果を確定させた。担当者は「厳正であるべき選挙で迷惑をかけた。再発防止を徹底する」と述べた。

 若松区の開票所では開票結果が、当初発表の投票者数(2万3456人)より5人分多かった。投票所1カ所で、投票者数が少なく集計されていた。市選管は投票者数を2万3461人に訂正した。

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 同日投開票された小倉北区の市議補選では開票終了が28日午前0時24分にずれ込んだ。無効票が3383票に上ったため。同区の市長選の無効票は700余りだったのに対し、5倍近くに上ったことから確認に時間を要した。ほとんどが白紙で、候補者名以外の記載も一部あった。

=2019/01/28付 西日本新聞夕刊=

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