子どもたちのなりたい職業アンケートで最近、上位に入るのが「ユーチューバー」

西日本新聞 中野 剛史

 子どもたちのなりたい職業アンケートで最近、上位に入るのが「ユーチューバー」。動画投稿サイト「ユーチューブ」に映像をあげて、広告収入で生計を立てている人たちだ。最初は、それが「職業」になっていることに驚いた。

 時の流れは早い。最近では「バーチャルユーチューバー」が幅を利かせているという記事が本紙に載った。「バーチャル」とは非現実のこと。実際の人間の動きや言葉に、アニメの架空のキャラクターを画像処理してかぶせ、配信している。視聴者との交流も人気を集めている。

 なぜアニメにするのか。理由として、架空の人物の方が視聴者が心を開きやすいことがあるそうだ。かつては手紙ぐらいしかなかった人間同士のやりとりが、情報通信機器の発達でどんどん多様化している。非現実の人物を絡ませた方が交流がスムーズになるとは…。生身の人と人の結び付きはますます薄れていくのだろうか。 (中野剛史)

=2019/01/29付 西日本新聞朝刊=

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