醍醐寺展29日開幕 九博、国宝32件含む寺宝104件展示

西日本新聞

 真言宗醍醐派の総本山醍醐寺(京都市伏見区)が守り伝えてきた寺宝104件を紹介する特別展「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」(西日本新聞社など主催)が29日、福岡県太宰府市石坂の九州国立博物館で始まる。これに先立ち28日、開会式と内覧会が開かれた。

 醍醐寺は、唐から密教を伝えた空海の孫弟子に当たる聖宝が平安前期の874年に開創。仏像や経典類など15万点以上の寺宝を守り継いできた。展覧会は展示の約3割が国宝で、「薬師如来および両脇侍像」や不動明王など五大明王を描いた「五大尊像」など32件。重要文化財49件も展示する。会期は3月24日まで。

 開会式で同寺の仲田順和(じゅんな)座主は「空海が中国から持ち帰った文物は九州に陸揚げされた。この地から入ったものをそのままの形で伝承してきたことを九州の皆さんに見ていただきたい」とあいさつした。

=2019/01/29付 西日本新聞朝刊=

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