毛布から“珍客”…天然記念物「ニホンヤマネ」民家で見つかる

西日本新聞

永瀬さん宅で発見されたニホンヤマネ(日田市立博物館提供) 拡大

永瀬さん宅で発見されたニホンヤマネ(日田市立博物館提供)

永瀬さん宅で発見されたニホンヤマネ(日田市立博物館提供)

 大分県日田市中津江村の永瀬弘信さん(86)方で昨年末、国の天然記念物ニホンヤマネが見つかった。家族が寝る準備をしていたところ、毛布の中から体を丸めたまま転がり出てきた。

 日本固有で全長約13センチの夜行性哺乳類。数百万年前から生息し「生きた化石」と呼ばれる。冬眠中とみられ、プラスチック容器に寝床を作って保護した。地元の小学生に見せた後で森に返す予定だったが、数日前に行方が分からなくなったという。

 市立博物館の行時志郎主幹は「寒い冬、外敵もいない、良いホテルと思っていたのかな」と、年の瀬に訪れた“珍客”の心中をおもんぱかった。

=2019/01/30付 西日本新聞朝刊=