「洋上の宮殿」若松に雄姿 豪華客船クイーン・メリー2 3月1日北九州初寄港

西日本新聞 北九州版

3月1日にひびきコンテナターミナルに寄港する豪華客船「クイーン・メリー2」 拡大

3月1日にひびきコンテナターミナルに寄港する豪華客船「クイーン・メリー2」

豪華な船内。長期のクルーズを楽しめるように、多彩な施設が整備されている

 170年以上の歴史を持つ英国の海運会社「キュナード・ライン」が運航する世界最大級の豪華客船「クイーン・メリー2(QM2)」が、3月1日に若松区のひびきコンテナターミナル(HCT)に寄港する。北九州にQM2が寄港するのは初めて。当日はQM2の外観を見学することができ、若松地区に姿を現す「洋上の宮殿」に、熱い視線が注がれそうだ。

 QM2は、1~4月の95日間の日程で、世界各地を巡る。英国のサウサンプトンを出港し、大西洋、地中海を進み、スエズ運河を抜け太平洋を目指してきた。HCTに寄港後、出発港のサウサンプトンに向け航海を続ける。船旅の中で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)登録の世界遺産がある地域を複数訪れる。

 キュナード・ラインは、QM2のほかに「クイーン・エリザベス」「クイーン・ヴィクトリア」を運航。いずれも英国女王の名を冠する。QM2は総トン数約15万1400トン、全長345メートル、乗客定員2691人。3隻の中で最上級のランクで、2016年には約150億円を投じて大規模改修するなど、キュナード・ラインが魅力向上へ注力する“看板船”という。クルーズ業界では、最新の設備や伝統を継承した美しいデザインなどが高い評価を得ている。

 船内にはバーやレストランだけで約10店が入る。船での生活に飽きないように、ナイトクラブやシアター、カジノなどさまざまな施設を備える。フィットネスやプール、テニスコートなども整えられ、非日常的で豪華な船旅を満喫できる。

 北九州市によると、QM2は3月1日午前8時に入港、午後6時に出港予定。市民向けの船内見学は既に定員に達したが、この日はHCTを特別開放し、誰もが船の外観を見学できるようにする。

=2019/02/10付 西日本新聞朝刊=

PR

最新記事

PR

注目のテーマ