炭坑アートでにぎわい創出 作兵衛トンネル、街灯フラッグ… 田川伊田駅リニューアルに合わせ

西日本新聞 筑豊版

黒田征太郎さんが山本作兵衛の炭坑記録画をモチーフにして描いた絵 拡大

黒田征太郎さんが山本作兵衛の炭坑記録画をモチーフにして描いた絵

黒田征太郎さんと子どもたちが絵を描く田川伊田駅横の通路

 田川市は、4月26日の田川伊田駅のリニューアルオープンに合わせ、「炭坑」をテーマにしたアート事業を展開する。駅横の通路に世界的なイラストレーター、黒田征太郎さんが地元の子どもたちと炭鉱絵師・山本作兵衛の作品をモチーフにした絵を描く「作兵衛トンネル」(仮称)や近くの市道の街灯に黒田さんの絵などを飾るフラッグ作製など。21日の市議会建設経済委員会で詳細を発表した。

 「たがわ de 炭坑アート ~おじちゃんおばちゃんたちのアート革命」と題した事業は、駅舎開業や風治八幡宮川渡り神幸祭(5月)、TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり(秋)など、田川に多数の観光客が訪れる時期に合わせて順次行う。

 作兵衛トンネルは駅横の通路の天井部分に黒田さんが、側面を地元の小学生40~50人が担当して絵を描く。4月22、23日に作業する予定で、開業前の完成を目指す。

 フラッグは、昨年完成した伊田商店街から市石炭・歴史博物館へ続く市道(約250メートル)にある丁字形の街灯5本に、黒田さんの絵などを印刷した旗(横50センチ、縦70センチ)を下げる。市道の名前は公募に寄せられた案から近く市が決め、旗に「○○通り」とすり込む。20枚を作成予定で5月中旬に設置する。

 また、コールマインフェスタに合わせて10~11月、市美術館や伊田と後藤寺の両商店街にあるまちなか美術館などで、黒田さんと市民が思い思いの炭坑アートを描くワークショップや展示会を開く予定。

 今回制作する炭坑アートや、市美術館、博物館の作兵衛コレクションを紹介する地図付きのリーフレット約5万枚を作り、市内の公共施設や田川伊田駅などに置くほか、市外のイベントでも配る。総事業費は自治総合センターの助成金を活用し、約197万円。

=2019/02/22付 西日本新聞朝刊=

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