久留米の中野プロが優勝 ボウリングのKUWATA杯 公式戦初タイトル、飛躍誓う

 日本を代表するミュージシャン桑田佳祐さんの名前を冠した「KUWATA CUP2019 みんなのボウリング大会」の女子プロボウラー部門で、久留米市の「ユーズボウル久留米」に所属する中野麻理子プロ(29)が優勝した。念願の公式戦初タイトルを手にした中野さんは「ボウリングファン以外の人にも注目される大会で優勝でき、うれしい」と喜びを語った。

 KUWATA杯は、少年時代にプロボウラーを目指していた桑田さんの肝いりで初開催されたプロアマ別の全国大会。昨年11月から各地で予選会が始まり、2月8~10日に都内で本大会と決勝があった。決勝前のエキシビションマッチには桑田さん自身も登場し、プロ顔負けの腕前で大会を盛り上げた。

 賞金総額600万円の女子プロ部門には96人が出場。決勝は桑田さんのファンも会場に多数詰め掛けた。「普段のツアー大会とは違う独特の雰囲気に緊張もあったが、投げることに集中できたのが良かった」と中野さん。9投連続でストライクを出し、惜しくもパーフェクトは逃したものの、264の高スコアで優勝を決めた。

 表彰式で、桑田さんから優勝トロフィーを受け取り「(試合内容に)感動しました」と声を掛けられた。大会の様子はテレビでも取り上げられ「これまでにないくらい反響があった。ありがたいです」。高校の同級生も10年ぶりに会いに来てくれたという。

 中野さんは久留米市出身。ボウリング好きの両親の影響で中学1年から本格的に競技を始め、全日本の強化選手にも選ばれた。2012年にプロに転向、ユーズボウル久留米のスタッフとして働きながら全国のツアー大会に出場している。

 これまでの成績は昨年7月の「六甲クイーンズオープン」2位が最高。同大会では勝負が決まる一投でミスをして初優勝を逃していただけに、KUWATA杯の勝利で壁を乗り越えた。

 昨季の女子プロボウラーランキングは自身最高の22位。今季は18位以内(第1シード)を目標に定める。中野さんは「この経験を糧に、多くの人にボウリングの楽しさ、魅力を伝えていきたい」と抱負を語った。

=2019/02/26付 西日本新聞朝刊=

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