『福岡かるた風土記』  岡部定一郎 著  (1080円)

西日本新聞

 「大化の改新」で有名な天智天皇も、「歌の神様」と言われる柿本人麻呂も、福岡で和歌を詠んだ。小倉百人一首に登場する歌を紹介しながら、歌人たちと福岡、九州の関係をさまざまなエピソードでつづった本紙連載をまとめた。佐賀出身とされ平安朝を代表する女性歌人の和泉式部は、その美しさと恋愛遍歴でも有名。「あらざらむ」で始まる一首は、晩年に「この世の思い出にもう一度あなたに会いたい」という情熱的な愛の歌だ。著者は全日本かるた協会八段。出版部=092(711)5523。

=2019/03/02付 西日本新聞朝刊=

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