【2019県議選情勢】(8)

西日本新聞

■現新4人が立候補表明 門司区

 定数2に対し、現職2人と新人2人の計4人が名乗りを上げている。

 県農政連の推薦を得た自民現職の川端耕一は、企業や団体回りを強化。現職としての実績をアピールする。7選を目指す公明現職の森下博司は支持母体の創価学会を中心に組織を固め、2月から小集会を開くなど活動を本格化。高齢者施策の充実などを訴える。

 国民民主新人の緒方文則は、介護職の待遇改善などを訴え、系列市議などと支持者を回る。労組の推薦も受けている。社民が推薦する無所属新人の南川健一は、昨年10月から地域回りや朝のつじ立ちを展開。格差是正などを訴える。

 1月の北九州市長選に出馬した水産加工会社社長も立候補を検討している。

■現職3人に共産が挑む 小倉北区

 定数3に対し、現職3人と新人1人の計4人が立候補を表明している。

 前回トップ当選の自民現職の中村明彦は、県連幹部として知事選の党推薦候補への支援に力を注ぐ。自身の10選に向けては、後援会幹部らと態勢づくりを急ピッチで進め、地域回りなどを展開する。4選に挑む国民民主現職の原田博史は連合福岡からも推薦を得て、地元市議らと支持者を回る。現職知事と連携してきた実績も訴えていく。

 公明現職の壹岐和郎は、4選に向け支持母体の創価学会を中心に組織固めを図る。市議会党議員団と企業回りなども行い、浮動票取り込みも狙う。市議を辞めて立候補する共産新人の大石正信は、市民相談などを通じ培ってきたつながりを糧に、12年前に失った共産議席の回復を目指す。

■現職3人と元職が対決 小倉南区

 定数3に対し、現職3人と元職1人の計4人が立候補の準備を進めている。

 前回トップ当選した自民現職の吉村悠は、県議会県土整備委員長として携わってきた災害対応の実績などを訴え、支持を固めている。公明現職の二宮真盛は、支持母体の創価学会を中心に集会を開くなどして支持拡大に努め、6選を狙う。

 前回議席を奪還した共産現職の高瀬菜穂子は街頭演説、支持団体回りで議席確保を目指す。前回議席を失った旧民主元職の泉日出夫は、昨年3月から地元でほぼ毎日つじ立ちを繰り返す。連合福岡の加盟労組からの推薦も基盤とする。

(敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/03/06付 西日本新聞朝刊=