往年の西鉄路面電車が登場 えんじ色とベージュのツートン 大牟田駅“おもてなし”の目玉に

西日本新聞

ベージュとえんじ色のツートンで塗装された「204号」=8日午前9時ごろ、福岡県大牟田市の大牟田駅西口 拡大

ベージュとえんじ色のツートンで塗装された「204号」=8日午前9時ごろ、福岡県大牟田市の大牟田駅西口

設置のためクレーンでつり下げられた車両=8日午前1時すぎ 車両内部は部品がなく、電灯など壊れたままの箇所も

 西日本鉄道天神大牟田線の新型観光列車「ザ レールキッチン チクゴ」の23日からの運行を前に、大牟田駅(福岡県大牟田市)のおもてなしの目玉にしようと、大牟田市内線で活躍した路面電車「204号」が駅西口広場に登場した。8日に報道関係者向けの内覧会があった。

 204号は1943年製造で、西鉄200形電車では残存する唯一の車両。大牟田市内線の廃線後は福岡市内線などを走り、75年に役目を終えた。廃棄予定だったが、大牟田市の市民団体が譲り受け、カンパを募って補修、保管していた。

 西鉄が協力し、筑紫工場(同県筑紫野市)で往年のベージュとえんじ色のツートンに塗り直された。

 全長11・78メートル、重さ13・9トンの車両は8日午前1時から大型クレーンでつり下げられ、駅西口広場に置かれた。移設・改修費(総額1080万円)は、西鉄と市民有志が負担した。

 23日の観光列車の初到着に合わせてお披露目式典があり、日中は車内見学ができる。広場では定期的にマルシェなどの催しが開かれる予定。

=2019/03/08付 西日本新聞夕刊=

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