「特攻服」の中3男女12人補導 卒業式の夜、天神に集結 県警

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市や周辺の中学校の卒業式当日の夜に「特攻服」姿の卒業生らが騒ぐ問題で、県警は8日、警固公園(同市・天神)などで特攻服を着て通行人に威圧感を与えたなどとして、中学3年の少年少女12人を補導した。後輩の補導に反発したOBとみられる少年と警察官がもみ合いになるなど、週末の夜は一時騒然となった。

 福岡中央署によると、補導されたのは市内や須恵町、粕屋町在住の男女各6人。護送車1台と多数の警察官、教員らが動員された同公園では、刺しゅうが入った白や赤色の特攻服姿の少年らが現れると、警察官が一斉に駆けつけて補導。逃れようと駆けだした少年がぶつかったせいで、女性が転倒し軽傷を負った。駅前広場を一部通行止めにしたJR博多駅の補導はゼロだった。

 特攻服の少年らは10年以上前から卒業式の日に毎年警固公園に集結。公園が改装工事で封鎖されたのを機に2012年から博多駅前に移り、15年には男性駅員への暴行容疑で少女=当時(15)=が逮捕された。昨年は天神で14人が補導された。県警は今年も「特攻服を着用した少年は補導する」などと主要駅に警告文を張り出していた。

=2019/03/10付 西日本新聞朝刊=

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