2019県議選情勢(1)

西日本新聞

<佐賀市>新人出馬で一転激戦 市中心部で票の争奪か

 定数11に対し、一時は現職11人のみの無投票再選もささやかれたが、2月に新人の女性2人が名乗りを上げ、計13人による激戦の様相となっている。政党別は自民5人、国民民主2人、公明、共産、社民が1人ずつ公認し、無所属は3人。県議会全体でも1人しかいない女性議員が増えるかどうかも注目される。

 自民は、旧佐賀市で西久保が地元の鍋島地区の票固めを狙い、古賀は地盤の北川副地区や若い世代への浸透を図る。市中心部が足場の木原は票の奪い合いに危機感を強める。

 旧郡部は、留守が旧大和町を中心に後援会活動を強め、旧諸富町の川崎は地元商工会などに支援を求める。川副、東与賀、久保田の旧3町は地元候補が不在の見通しで有権者2万7千人の投票動向も注目される。

 国民民主は藤崎、江口の現職2人が、連合佐賀の推薦を受けて議席の死守を期す。藤崎は農業者への浸透を狙って県政報告会を、江口はミニ集会を重ねる。

 公明は前回トップの中本が1月から各地で会合を重ねた。共産は唯一の女性現職の武藤が子育て施策などを訴えて7選を狙う。社民は現職の徳光が自治労や連合佐賀の推薦を受ける。

 無所属の現職青木は市中心部に拠点を構え、草の根運動で支援を訴える。新人でフリーアナウンサーの一ノ瀬は知名度を生かして幅広い層の支持を目指す。同じく新人の中島は、生活者目線で貧困や格差問題を訴える。 (敬称略)

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 29日告示される県議選。県内13選挙区の情勢を紹介する。

=2019/03/12付 西日本新聞朝刊=

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