2019県議選情勢(3)

西日本新聞

<鳥栖市>自民系と国民の争い 8年ぶりの選挙戦か

 定数3(欠員1)に対し、自民現職2人と国民民主新人、自民推薦の無所属新人の計4人が出馬表明、8年ぶりの選挙戦になる見込みだ。自民系3人が議席を独占するか、国民民主が1議席を奪うかが焦点となる。

 自民公認では、5期目を狙う指山が今月、鳥栖市内で県政報告会を開いて4期16年の実績を強調。鳥栖、基里地区など市全域で支持固めを図る。

 4期目を目指す向門は、地盤の田代、若葉地区で支持者や団体へのあいさつ回りし、自民支持の保守層に支援を訴える。

 国民民主の下田は2月に市議を辞職。2015年に死去した元民主県議の地盤継承を図り、集会で反自民の受け皿をアピールする。

 無所属の中村は、地元の旭、麓地区を中心に支持拡大を狙う。市議を辞めて立候補した4年前の同市長選で培った人脈を生かす。

<三養基郡>「基山票」勝敗の焦点 現元新の3人激戦様相

 定数2(欠員1)に現職、元職、新人の3人が立候補を表明している。前回、同選挙区で選出され、不祥事で辞職した元県議の地盤だった基山町の票の動きが選挙戦を左右しそうだ。

 現職宮原は、事務所を置くみやき町北茂安地区や旧三根町を中心にあいさつ回り。3期12年の実績を訴えて地盤固めに余念がない。

 元職石丸は、地元みやき町や上峰町で支援を呼びかけ、県議を1期務めていた知名度を生かし、基山町内でも浸透を目指す。

 新人古賀は、地盤の基山町でつじ立ちや集会で露出を増やす。他候補が「基山票」を狙う中、唯一の地元候補として支援を訴える。

<神埼市・神埼郡>選挙区初の無投票か 現職引退し2人名乗り

 定数2に対し、自民現職の八谷と、前回選挙で敗れた自民新人の古川の2人が立候補を表明。3期目の現職が引退する意向で、他に出馬の動きがないため、2007年に現選挙区となって以来、初めて無投票となりそうだ。

 3選を狙う八谷は県政報告会や交差点でのつじ立ちで、地元の河川や国道の安全対策など有権者に身近なハード面の整備を訴える。

 古川は2月から重ねている住民と語る会で、子育て施策や地場産業振興の必要性を強調し、地元の千代田町を中心に支持を固める。

=2019/03/14付 西日本新聞朝刊=

PR

最新記事

PR

注目のテーマ