デビュー15周年の野村美菜 九州づくしの新曲 

西日本新聞

 演歌歌手の野村美菜が長崎を舞台に女心を描く新曲「夢路の宿」を歌っている。カップリングは「博多の夜」と九州づくしのシングル。野村は「この曲がご当地ソングの一つに数えられるように頑張りたい」と意気込んでいる。

長崎舞台の「夢路の宿」 カップリングは「博多の夜」

 野村は三代目コロムビア・ローズとして2004年デビュー。17年から本名の野村美菜で活動している。江戸時代に長崎から海外へ追放された「じゃがたらお春」を歌った「異国の華」を05年にリリースしたことがあるが、長崎の街を歌い込む作品は初めて。低めの声にあったブルース調の曲にのる歌詞には「思案橋」や「丸山」「出島」「見返り柳」など、長崎の花街に関係する言葉がちりばめられる。

 レコーディング前には歌詞に出てくる場所を実際に見て回り、イメージを膨らませた。野村は「実際に街に行ってみて風情があってタイムスリップした感じがした」と語る。

 一方「博多の夜」は、アップテンポの歌で「夢路の宿」とはかなり趣が違う。歌詞には「きらめき通り」や「出逢(あ)い橋」などの地名や「山笠」「屋台」などの名物が出てくる。「博多はもともと大好きだけど、歌ってみて行ってみたいところは増えたし、山笠も見てみたい」と野村。

 詞は共に野村のマネジャーが「森田いづみ」の名義で作った。いつもそばで見ているからこそ、女心を切なく歌い上げる野村のイメージにあった詞が出来上がった。「夢路の宿」の題には、今年15周年を迎える野村の歌手活動はまだ夢をかなえる途中である、という意味が込められている。節目の年、九州ゆかりの歌で飛躍を目指す。

 野村は6月7日に福岡市民会館である「博多演歌まつり」に出演する。

=2019/03/14付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

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