風疹抗体検査 無料に 先月以降6人感染報告 大分県 流行拡大阻止へ

西日本新聞

 県は今月から、妊娠を希望する女性らを対象に風疹の抗体検査を無料で実施している。風疹は妊娠初期にかかると「先天性風疹症候群」により胎児に難聴や先天性心疾患などが起きる可能性がある。昨年以降、全国的に流行が懸念されており、流行拡大を阻止する狙い。県内では今年2月以降、6人の感染報告があるという。

 県健康づくり支援課によると、対象は妊娠を希望する女性▽妊娠希望女性の同居者▽抗体の値が低い妊婦の同居者。協力する医療機関(3月13日時点で492カ所)で予約、検査を受けると、通常は5千~6千円かかる費用が無料となる。実施医療機関は県ホームページに掲載している。費用は県と国で賄う。県の事業とは別に、国は新年度、幼児期に予防接種の機会がなかった1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性の抗体検査、予防接種を原則無料とする態勢を整える方針。

 問い合わせは県健康づくり支援課=097(506)2668。

=2019/03/14付 西日本新聞朝刊=