ピタリ道案内 ロボにお任せ 「みちびき」、5Gを活用 九大など、HTBで実験へ

西日本新聞

 九州大とNTTドコモなどは19日、日本の準天頂衛星「みちびき」と次期通信規格の第5世代(5G)移動通信システムを活用した案内ロボットの実証実験を始めると発表した。2020年春の5G商用化に合わせ、長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)でも実証実験を行い、屋外型案内ロボットの商品化を目指す。「みちびき」を利用した案内ロボットの実証実験は日本初という。

 これまでの衛星利用測位システム(GPS)では10メートル程度の誤差が生じていたが、「みちびき」を利用すれば数センチ程度にまで改善されるという。

 さらに、大容量の情報でも高速で遅延することなく通信できる5Gを使うことで、ロボットに搭載した全方位4Kカメラの映像を使った遠隔監視や、仮想現実(VR)技術を用いた疑似体験などがスムーズにできるようになるという。

 実験にはロボットメーカーのリビングロボット社とHTBも参加。九大伊都キャンパスで検証を重ねて、HTBの屋外で案内ロボットを稼働させるという。開発責任者の倉爪亮・九大システム情報科学研究院教授(ロボット工学)は「自動運転の車いすなどにも応用できる」と話している。

=2019/03/20付 西日本新聞朝刊=

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