窯業大で閉校式、34年の歴史に幕 有田町、110人が参加

西日本新聞

 県立有田窯業大学校は23日、有田町大野の佐賀大有田キャンパスで閉校式を開いた。卒業生や講師陣など約110人が参加し、日本初の陶磁器専修学校として34年間にわたり刻んだ歴史を振り返り、閉校を惜しんだ。

 同校は1985年に開校し、十四代酒井田柿右衛門さんや十三代今泉今右衛門さんらが歴代校長を務めたほか、一流の陶芸家が生徒を指導。作家や窯元経営者など約2千人を輩出した。

 2016年から佐賀大芸術デザイン学部と県窯業技術センター人材育成事業に教育課程を移管しており、12日には最後の在校生5人の卒業式があった。

 閉校式では卒業生代表で同窓会長の徳永弘幸さんが「厳しくも温かみある指導で導いていただきました」と謝辞。式典後には記念碑の除幕式もあり、23期生の大串匡秀さん(31)=伊万里市=は「伝統技法からの展開と自由な思考を学んだ。閉校はさみしい」と話した。

=2019/03/24付 西日本新聞朝刊=

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