福岡県議選、福岡市議選が告示 統一地方選

西日本新聞

福岡県議選の候補者とともに気勢を上げる支持者たち=29日午前10時51分、福岡市 拡大

福岡県議選の候補者とともに気勢を上げる支持者たち=29日午前10時51分、福岡市

 第19回統一地方選の九州7県を含む41道府県議選と福岡市など17政令市議選が29日告示された。道府県議選には計3千人超が届け出を済ませたが、過去最少にとどまる見通し。夏の参院選をにらみ、与野党は人口減少対策や地方経済活性化などを掲げて激突する。既に告示された11道府県知事選、6政令市長選と合わせて4月7日に投開票される。道府県議選の総定数は前回2015年から7減の2277。共同通信の集計で午後1時半現在、3059人が届け出た。競争率は1・34倍程度となる。政令市議選の総定数は前回より10減の1012。政令市議選には1395人が届け出た。

 福岡県議選は、前回から1増となった定数87に対して123人が届け出た。立候補者はこれまでに最も少なかった2007年の124人を下回り、過去最少となる公算が大きい。投開票日は先に告示されている知事選と同じ4月7日。各候補が、現職と新人2人による三つどもえの知事選とどう連動し支持を広げていくかが焦点の一つ。執行部に対する議会のチェック機能の在り方などに関する論戦も注目される。

 県選管によると、県議選に届け出たのは現職80人(前回74人)、元職1人(同3人)、新人42人(同54人)の計123人。前回の131人を8人下回っている。女性は2人減の12人。

 党派別では、自民が前回と同数の46人。前回20人を擁立した旧民主党はなくなり、立憲民主は6人、国民民主は18人をそれぞれ擁立している。

 公明は1人減の10人、共産は5人減の7人。前回は維新が5人、社民が1人を立てたが、今回はいずれもゼロ。県農政連は1人(同3人)、諸派は1人(同1人)。無所属は2人増の34人。

 福岡市議選には定数62に対し前回より9人多い89人が届け出た。内訳は現職52人(前回53人)、元職1人(同3人)、新人36人(同24人)となっている。女性は前回を11人上回り、過去最多の19人。

 県議選、市議選とも午後5時まで立候補を受け付けている。

■18選挙区が無投票か

 福岡県議選は45選挙区のうち、4割の18選挙区が無投票となる公算が大きい。前回2015年の無投票は16選挙区だった。

 無投票が見込まれる選挙区は、福岡市東区(定数5)▽同市博多区、同市西区(以上、定数3)▽筑紫野市、大野城市、糸島市、田川郡、八女市・八女郡(以上、定数2)▽那珂川市、行橋市、中間市、京都郡、築上郡・豊前市、嘉麻市、筑後市、大川市・三潴郡、うきは市、みやま市(以上、定数1)。

 この18選挙区のうち、半数以上の10選挙区を1人しか当選しない「1人区」が占めており、大川市・三潴郡区や筑後市区は4回連続で無投票となる見通し。

=2019/03/29付 西日本新聞夕刊=