【動画あり】第二の人生終着駅 長崎・路面電車

西日本新聞

引退する3両がそろい踏みした撮影会。右から箱根登山鉄道、東京都交通局、仙台市交通局の車両=30日午前11時すぎ、長崎市大橋町 拡大

引退する3両がそろい踏みした撮影会。右から箱根登山鉄道、東京都交通局、仙台市交通局の車両=30日午前11時すぎ、長崎市大橋町

 関東や東北地方で活躍した後、長崎電気軌道(長崎市)で第二の人生を“走って”きた路面電車3両が今月末で引退するのを前に、長崎市で30日、ラストランのイベントがあった。

 3両の前任地は箱根登山鉄道(神奈川県)、東京都交通局、仙台市交通局。長崎電気軌道が1957~76年に譲り受けた。近年はイベントの時に姿を見せていたが、老朽化や新車両の導入で引退が決まった。

 同社浦上車庫での撮影会には3両がそろい踏み。全国各地から集まった約120人が熱心にシャッターを切った。東京都世田谷区の会社員三瓶嶺良(さんぺい・れいら)さん(35)は「豪華な並び。最後に会えてうれしかった」。午後の「さよならパレード運行」では、3両が続けて市街地を走り抜けた。

 3両は解体予定だが、車体などにアスベスト(石綿)が使われていなければ希望者への譲渡も検討するという。

=2019/03/31付 西日本新聞朝刊=