外国人労働者、宮若を満喫 商議所が初のバスツアー 桜や寺など市の魅力を紹介

西日本新聞 筑豊版

桜が見頃を迎えた宮若市の犬鳴御別館跡で記念撮影する外国人労働者たち 拡大

桜が見頃を迎えた宮若市の犬鳴御別館跡で記念撮影する外国人労働者たち

 宮若商工会議所は31日、増加傾向にある外国人労働者たちに市の魅力を知ってもらおうと、「宮若実感バスツアー」を初開催した。参加者85人は、桜の名所で写真を撮ったり、農産物直売所で買い物したりして楽しんだ。

 同商議所によると、市内で働く外国人の多くが、職場の近くのアパートなどに住み、交通手段が自転車に限られ行動範囲が狭い傾向にあるという。そのため、バスで観光名所を巡り、日本の四季や文化を紹介しようと企画。製造業を中心とした市内の8企業から、ベトナム、インドネシア、韓国、中国出身の20~30代の外国人が参加した。

 この日は、桜が見頃を迎えた千石峡や清水寺などを訪問。互いに写真を撮ったり、寺の五重塔を珍しそうに眺めたりしていた。ベトナムから来て製造業に従事するホアン・バ・チュエンさん(30)は「宮若市で働いて2年ほどになるが、初めて来た場所が多かった。あらためて良い所だと分かった」と笑顔だった。

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法が1日に施行されるため、地方でも外国人が増えると予想される。同商議所の中田正夫会頭は「外国人が地域に解け込めるよう、今後も続けていきたい」と話した。

=2019/04/01付 西日本新聞朝刊=

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