知事、福岡市長 会話なし 空港民営化式典 対立2氏が同席

西日本新聞

 完全民営化された福岡空港で1日、記念式典があり、小川洋知事と高島宗一郎福岡市長が同席した。両者の顔合わせは知事選告示後初めて。県と市は、子ども医療費を市町村に助成する補助率などを巡って対立し、高島氏は福岡、北九州両政令市の補助率引き上げを掲げる自民党推薦の新人武内和久氏の応援で小川氏批判を展開している。この日、2人は言葉を交わさないまま会場を後にした。

 式典で2人は来賓としてあいさつ。高島氏が目前で話している時、小川氏はうつむきがちで、テープカットで1人を挟み並んだが話はしなかった。

 子ども医療費について福岡、北九州の両政令市は4分の1、他市町村は2分の1を県が補助する。高島氏は応援演説で「他都市の子どもたちと格差が出るのはおかしい」と指摘。県補助が少ない分を市財源で補う現状に不満を示し、補助率の格差是正で助成対象を拡大できると主張する。

 批判に対し、小川氏は3月28日付の公式ブログで、政令市に比べ他市町村は財政力の平均が下回っているとして「県のどこに住んでいても、子どもたちが安心して医療を受けられることが重要」と反論している。

 県と福岡市は宿泊税でも、どちらが課税するかで対立している。

=2019/04/02付 西日本新聞朝刊=

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