大島の魅力を子どもたちが発信 英語の動画、冊子を作成 大島学園児童「世界遺産も、いさり火も」

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 宗像市沖の玄界灘に浮かぶ「大島」。世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産として中津宮、沖津宮遥拝所(ようはいしょ)がある歴史と伝統の島だ。さらに豊かな自然、食とレジャー。うららかな陽気に誘われ、魅力あふれる島に渡ってみませんか-。子どもたちや少女アイドルが呼び掛けている。

 宗像市大島の小中一貫校「大島学園」の児童は、英語学習の授業として、島の魅力を紹介する動画と冊子を作った。世界文化遺産の中津宮境内に「天の川(Milky way)」と名付けられた小川が流れていることなど、あまり知られていない“トリビア”的な見どころも伝えている。

 2018年度に一貫校に移行した大島学園は、島の文化や伝統に根差した教育を土台に、英語での情報発信にも力を入れている。世界文化遺産の登録後、訪日外国人客(インバウンド)をはじめ観光客の来島が増えたこともあり、今回、島で育つ子どもの目線でその魅力を世界の人々に伝えようと、英語のコンテンツづくりに挑んだ。

 完成した動画では、子どもたちが中津宮や民宿、海上タクシーなど島の各所を覚え立ての英語で一生懸命説明した。「世界遺産は『World heritage site』。覚えるのが難しかった」と藤島風花さん(11)。英語の冊子づくりに取り組んだ草野寧彩さん(12)と本田悠さん(12)は、「夜や明け方の海のいさり火がとてもきれいだから」と掲載する写真をよりすぐった。

 宮本帆佳さん(12)は、「沖ノ島を望む青い海には、世界遺産だけでない景色があることを知ってもらいたいです」。現在、島のガイダンス施設「大島交流館」などで動画を視聴することができ、さらなる活用方法も探るという。

=2019/04/05付 西日本新聞朝刊=

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