新燃岳火口、眼下に 警戒レベル引き下げ 登山者「横断ルート」再開心待ちに

西日本新聞

獅子戸岳から1キロ先の新燃岳火口(正面)を望む登山者たち。左は高千穂峰、右の雲の上に浮かんで見えるのは桜島=6日午前11時ごろ、宮崎、鹿児島県境の獅子戸岳 拡大

獅子戸岳から1キロ先の新燃岳火口(正面)を望む登山者たち。左は高千穂峰、右の雲の上に浮かんで見えるのは桜島=6日午前11時ごろ、宮崎、鹿児島県境の獅子戸岳

 宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳の噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられたことを受け、規制解除された新燃岳火口から約1キロの獅子戸岳山頂は6日、多くの登山者でにぎわった。登山口から2、3時間、眼下に迫る新燃岳火口を前に「ち、近い…」と驚嘆していた。獅子戸岳-韓国(からくに)岳間の登山道も、管轄する環境省は4月中の規制解除を目指しており、解除されれば8年ぶりに霧島連山の横断ルートが復活する。

 週末で天候が良かったこの日、午前中から登山者が次々に山頂を訪れ、正午すぎまでに20人を超えた。宮崎県都城市から来た登山歴7年の女性(43)は「昨夜のニュースで知って、韓国岳に登る予定を変えて来ました。生で見る迫力はすごい。来て良かった」と興奮気味。5月にはミヤマキリシマが見頃となり、さらに登山者が増えそうだ。

 獅子戸岳と韓国岳の登山道が接続すると、大浪池(鹿児島県霧島市)から韓国岳、獅子戸岳を経由して、夷守(ひなもり)台(宮崎県小林市)まで霧島連山を6時間ほどで横断できるようになる。環境省えびの管理官事務所は「大きな工事が必要なところはない。作業を急ぎたい」としている。

=2019/04/07付 西日本新聞朝刊=

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