「身内でもめただけ」「麻生氏はやり過ぎ」 自民分裂に冷めた見方 福岡知事選

 現職の小川洋氏の圧勝に終わった知事選。落選した新人武内和久氏との自民分裂選挙が注目されたが、1票を投じた有権者からは「身内でもめていただけ」と、政策論争が深まらなかったことへの不満が出た。

 「小川さんをいじめているようでかわいそう」。福岡市西区の男性会社員(36)は、自民からの推薦を得られなかった小川氏に同情して1票を投じた。同市南区の女性(83)は現職の県政運営を判断材料に新人に投票。「党の上の人たちが自分たちの都合でゴタゴタしていた。県民はほったらかし」と切り捨てた。

 同市南区の女性会社員(31)は「もっと候補者の訴えに注目が集まるべきだった」と不満そう。博多区の男性(67)は「誰がしても一緒。入れたい候補がいない」と白票を投じた。

 武内氏の自民推薦を主導した麻生太郎副総理兼財務相への厳しい声は地元の飯塚市からも上がった。麻生氏が安倍晋三首相に武内氏の推薦を直談判したことについて、無職男性(64)は「自分の意見を通すため、やり過ぎだった」と批判した。主婦(65)は「小川さんが言うことを聞かないからと、別の人を推したのは幼稚な行動」と語った。

=2019/04/08付 西日本新聞朝刊=

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