選定競争「準備整った」 HTBの一部、IR候補地に 官民トップ、誘致へ協力アピール

西日本新聞

 県と佐世保市、ハウステンボス(HTB)は8日、統合型リゾート施設(IR)の候補地を佐世保市のHTBの一部とすることで基本合意した。HTBで記者会見した中村法道知事、朝長則男市長、沢田秀雄社長は誘致実現へ協力を強める姿勢をアピールした。主な発言は次の通り。

 沢田「具体的な場所はパレスハウステンボス、ハーバータウン、ホテルヨーロッパ、フォレストヴィラ、ウインズ駐車場を含む30ヘクタールとなる。ホテルは建て替える可能性もある」

 中村「(基本合意は)県にとって大きな前進で、HTBに感謝する。風光明媚(めいび)な大村湾に面する土地を確保できれば、本県の特性を生かした『ユニーク・マリンIR』が実現できる。国内3カ所の区域認定に向けて、全力で取り組む」

 朝長「2月に政府が示したIRの中核施設の規模が想定よりも大きかった。その中でHTBは、九州や長崎、佐世保の発展のために難しい経営判断をしていただいた。全国の他の地域と戦える準備が整った」

 -HTBが土地を提供するメリットは。

 沢田「IRができると700万人前後の人が来る。HTBの入場者は約300万人。700万人の一部の100万人、200万人がHTBに来れば大きな収益になる」

 -候補地選定に際し、特徴をどうPRするか。

 中村「長崎には特色のある歴史や文化、海洋、離島を含む豊かな自然がある。食文化にも恵まれている。九州全体もアジアを中心とした海外との交流がある。観光が目覚ましく発展するアジアに近い地理的条件を最大限に生かしたい」

 -沢田社長はIRに慎重な姿勢を見せていたが。

 沢田「今も慎重にやっている。数千億円の投資をして回収できるかどうか、不安はある。でも、やるとなったら全面的に協力する」

=2019/04/09付 西日本新聞朝刊=

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