災害対応のトイレ登場 水量5分の1、掃除簡単 リクシルが実機説明会

西日本新聞

 住宅設備メーカーのLIXIL(リクシル)は9日、災害時に少量の水で使用できる「レジリエンストイレ」の実機説明会を開いた。今月発売され、九州エリアでは初めての披露となる。熊本地震から3年を前に、災害時のトイレ確保の重要性を語った。

 レジリエンストイレは、災害時に避難所となる学校や公民館などの公共施設向けに開発された。配水管を垂直に設置して重力を利用、少ない水量でもすっきり流せる。平時には5リットルの水を使うが、緊急時には内部の止め具を外すだけで、約1リットルで流すことができる。また、掃除をしやすくするため便器の縁をなくしたことなどが特徴。

 同社は、2011年の東日本大震災で支援を行った際、避難所でトイレが不足したり、流せなくなっている状況を知り、本格的に災害対応トイレの研究に取り組み始めた。開発に向け、16年の熊本地震でも益城町や熊本市内などを計4回視察したという。

 日本トイレ研究所が行った熊本地震後のアンケート調査では、「避難生活で困ったこと」との質問に対し「トイレ」が「眠れる環境」に続き2番目に多かった。開発者の松本新さん(56)は「熊本地震ではトイレを控えている被災者もいた。災害時でもいつもの水洗トイレが使える安心感を提供したい」と話した。

=2019/04/10付 西日本新聞朝刊=

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