玄界島住民、市役所訪ね感謝 閉館・九電記念体育館で避難生活 「復興への力もらった」

西日本新聞 ふくおか都市圏版

九電記念体育館への感謝の気持ちを伝えようと、福岡市役所を訪ねた玄界島の代表4人 拡大

九電記念体育館への感謝の気持ちを伝えようと、福岡市役所を訪ねた玄界島の代表4人

 3月末に閉館した九電記念体育館(福岡市中央区)に感謝の気持ちを伝えようと、福岡沖地震で避難生活を経験した玄界島(同市西区)の住民代表4人が12日、市役所を訪れた。

 体育館には2005年3月20日の地震で被災した玄界島の住民約430人が同日夜から1カ月余り、避難した。当初は畳もなく、雑魚寝で暮らした。

 住民代表としてあいさつした市漁協玄界島支所の細江四男美会長(64)は体育館について「復興への土台作りとなるパワーを与えていただいた」と言葉を詰まらせた。当時関係した体育館や市の職員、ボランティアの市民にも「昼夜を問わず、お世話をしてもらった」と感謝の気持ちを伝えた。

 応対した同市市民局の下川祥二局長は「備蓄倉庫を設けるなど災害への備えを進めているが、玄界島の皆さんのように、お互いが助け合うコミュニティーの力が一番大切だ」と強調した。

=2019/04/13付 西日本新聞朝刊=