小城スマートIC 誤進入多発 行政評価局 月150台、標識の改善要請

西日本新聞

誤進入が相次いでいる小城スマートICの入り口付近の道路標識(写真の一部を加工しています) 拡大

誤進入が相次いでいる小城スマートICの入り口付近の道路標識(写真の一部を加工しています)

 小城市の長崎自動車道小城スマートインターチェンジ(IC)で、道路標識が分かりづらく、長崎方面と福岡方面の入り口を間違える車が相次いでいることが総務省九州管区行政評価局の調査で分かった。自動料金収受システム(ETC)を搭載していない車が料金所の手前まで入ったケースも含め、誤進入は1カ月間で約150台に上る。同局はICを管理する西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社に案内標示の改善を求めた。

 小城スマートICは昨年3月に供用開始され、ETC搭載車のみが通行できる。入り口が1カ所で料金所を通過した後に上りと下りに分岐する一般的なICと異なり、福岡方面と長崎方面の入り口が自動車道の高架を挟んで2カ所に分かれている。

 同局は昨年10月、小城スマートICの利用者から「入り口の標識が分かりづらく、福岡方面に行くつもりが長崎方面に行ってしまった」との相談を受け、同支社に確認したところ、昨年12月に小城スマートICの料金所のインターホンで誤進入を申告した車は約150台あった。同支社によると、今年3月にも約150台確認されたという。

 同局は今月10日、同支社に対し、入り口が長崎方面か福岡方面か分かりやすく案内標示し、誤進入後も退避経路で一般道に復帰できることを案内するように要請。料金所外の道路標識を管理する小城市と連携して改善することも求めた。

 同支社広報担当者は「いろんなケースを想定して道路標示を改めたい」としている。

=2019/04/18付 西日本新聞朝刊=