宿泊税、高島市長「市税が基本」 小川知事大勝でも譲らず

西日本新聞

 福岡市の高島宗一郎市長は17日の記者会見で、同市と県がともに導入を主張している宿泊税について、市税での徴収が「基本中の基本」と述べた。県知事選では県税での徴収を訴えた小川洋知事が圧勝したが、市税で導入し、県税との二重課税は避けるべきとの考えをあらためて示した。

 今回の知事選で高島氏は、宿泊税で基礎自治体優先を掲げた自民推薦の新人候補を全面支援。市税で徴収した上で、一部財源を県内の広域観光の拡充にも活用する案に同調していた。

 高島氏はこの日の記者会見で、市単独での導入について「もちろん当然」と強調。県税での徴収を主張した小川氏が大勝したことに対しては、「選挙はあらゆる側面から投票する。一つ一つの問題に対して、投票結果で全て賛成か反対かを判断するのは適切ではない」とけん制した。

 県との今後の協議については「事務的に互いの主張や県と市の役割をしっかりと確認し、落としどころを探る」と言及。小川知事とのトップ会談に関しては「拙速になりすぎて雑な議論になるのはよくない」と述べ、事務レベルの協議を優先する考えを示した。

=2019/04/18付 西日本新聞朝刊=